【経験談】文系卒で理系の職場で働いて苦労したこと・よかったこと

【経験談】文系卒で理系の職場で働いて苦労したこと・よかったこと 仕事のお役立ち


こんにちは、ともこです。
技術系の職場で翻訳通訳兼技術アシスタントとして働いています。



「理系の進路に興味があるけど、
どのくらい大変かわからなくて不安」

「理系の職場で働いてみたいけど
文系出身でも働けるかな」

「理系職の職場で働くことになったけど
理系なんて勉強したことないから不安」





こんな疑問や不安について
経験をお話できればと思います。

本記事の内容
  1. 文系卒から理系職場への就職は可能
  2. 文系卒で身に着けたスキルを理系の職場で活かすことは可能
  3. 文系卒が理系の職場で働いて苦労したこと
  4. 文系卒が理系の職場で働いてよかったこと

文系卒で苦労したこともあれば・よかったこともある


突然ですが、
私の高校時代の数学テストの最低点は一桁です。


そうなんです、私はバリバリの文系出身です。



現在は理系の職場で働いてはいるものの
悩みは尽きません。

その一方、働いていてよかったな
と思うのも事実です。


現在、今の職場に来て4年目になりますが
文系と理系のはざまで揺らいでいる方へ

何かヒントになれば幸いです。




文系卒から理系職場への就職は可能


どうやって文系卒の私が理系の職場で働くことになったのか。


それは
派遣社員として派遣されたからです。


入社した派遣会社はものづくりに関わる企業に
人材を派遣している会社ですが

文理問わず未経験でも受け入れてくれるような会社でした。


理系の職場って
大学や大学院までがっつりその分野を勉強してきた学生を
受け入れるのがほとんどだと思います。


この時点で文系卒は門前払いです。

それまでの経歴を塗り替えに利用できるのが派遣会社だと思います。


派遣会社によって強い業界や地域が異なるので
自分が働きたい業界や地域を軸に派遣会社を選ぶと

希望の職に就きやすくなるのではないかと思います。


ITも理系に含まれる1つですが

いまはスクールに通ったり独学したりしながら
転職先をさがしたりする方が多いと聞きます。


社会人になってから理系の大学に通いなおして
技術職に就いた方もいらっしゃいます。


独学・スクール・大学・派遣社員など
いろいろな選択肢があるので

正社員以外の道で理系の職に就くこと
または理系の職場で働くことは可能だと思います。


文系卒で身に着けたスキルを理系の職場で活かすことは可能


文系卒がいきなり技術的な仕事に
従事しているわけではありません。

しかし、文系で身に着けたスキルが
役に立つこともあるのだと思いました。


そのスキルとは、語学です。


例えば、私は英⇔日翻訳通訳しています。

この仕事をするまでは技術的な知識など0でした。


それでも受け入れてくれた派遣先会社は
英語というスキルが欲しかったのだと思います。


私が働いている職場に関わらず

海外に事業を展開している会社であれば
語学は魅力的なスキルなのではないかと思います。

文系卒が理系の職場で働いて苦労したこと


続いて、
文系卒が理系の職場で働いて苦労したこと
を紹介します。

苦労したことは以下の4つです。

  1. 数字の嵐
  2. 会話についていけない孤独感
  3. 技術的なことを理解できない苦しみを共有できる仲間いない
  4. 日々の勉強の積み重ね


では、1つずつ見ていきます。


苦労したこと①:数字の嵐

理系の職場で働き始めてから苦労したことの1つは数字です。


実にたくさんの数字を扱うので頭がこんがらがります。


データだけでなく、寸法、部品番号・製品番号、伝票や予算の管理など
すべてが数字で行われているので

1年目はもう意識が飛びそうでした。笑


学生時代から数字見たとたんに思考停止になっていたので

今思い返せば最初の1年間は
数字に見慣れるだけで精一杯だったと思います。


※あくまでも個人の経験です。
学生のころに理系の科目もそこそこ点数とれていれば
そんなことにはならないと思います。

(筆者は高校数学4/100点でした。
画面の前にいる読者様は自信を持ってください!)

苦労したこと②:会話についていけない孤独感

最初は技術者が何を言っているのかちんぷんかんぷんでした。

技術の話=仕事の話です。

働きに会社に来ているのに仕事の話が分からない。
しかも自分だけ。



超孤独でした。



会話についていけない原因は
積み重ねた知識量の差が原因です。

ベテランの方との年齢差は
少なくとも10、20歳あり

大学をすぐ出た新卒ですと30歳近い差にもなります。


そして、このような技術職の方は
高校・大学の時から設計に関わる知識を学んでいますし

設計知識でなくても理系で数字の分析には慣れたうえで
就職している方が大半な印象です。


なんの知識もない文系卒が
最初からこのような方たちと

肩を並べて仕事の話をするのは
はっきり言って無理なのです。

苦労したこと③:理解できない苦しみを共有できる仲間がいない


文系卒が理系職に飛び込むと
経歴が全く異なる人しかいないと考えた方が良いと思います。


「技術の知識を説明を受けても一回では理解できない苦しみがあるんだ」

という本音がこぼれてしまったことがあるのですが
分かってくれる人はいないと感じました。


「考えるしかないよ」

「僕たちも分からないことあるよ」

「僕たちもわからない」


みたいな答えが返ってくるのですが、

「いや、そうなんだけど、そうじゃない!」


みたいな。笑


「分からないのレベル」が違うんですよ~!


文系卒には
数式や設計に対する感覚や概念というものがまずない
またはものづくりの概念の存在を知らない人もいると思います。


すると
「こういう概念があるから、
こういう理論をたてれば答えに近づくかもしれない。
…でもダメだった。そうすればいいんだろう。わからない。」

ということも考えられず、ただただ分からないんです。


それについて1人で悶々とするのが辛かったです。
自分は途方もなくバカなのかな…って。

苦労したこと④:日々の勉強の積み重ね

最初の数年は自分で知識を習得していく必要があります。
私も最初の2年間は仕事が終わった後と休日も勉強していました。

仕事で必要な知識は
小学校や中学校で習う理科の知識に基づく場合もありますが

文系の進路に進むと
小学校から高校までに勉強したことも忘れていることも多いです。


大学卒業をスタートラインとすると
理系学部出身者と文系学部出身者との間にも
もちろん知識に差があるので

文系卒はマイナスからのといっても
過言ではないと1・2年目は思っていました。


技術の職場にきて3年目の今も勉強しています。

でも、1年目よりは仕事も勉強も大分ラクになりました。




以上が文系から理系の職場で働いて苦労したことでした。

文系卒が理系職に就職してよかったこと


ここからは
文系から理系の職場で働いてよかったこと
を2つご紹介します。

  1. 大きな仕事に関わっていると感じられる(私は稀にだけど)
  2. 新しい技術は生活を豊かにすることを実感できる


苦労したことはあんなにあったのによかったことは2つかよ!
少な! という突っ込みはあるのですが、進みます。

よかったこと①:大きな仕事に関わっていると感じられる(私は稀にだけど)

1つめは、
大きな仕事に関わっているという実感を得られること
です。

大量生産する製品はたくさんの人の手に渡ります。

扱う製品によっては日本国内でなく海外の市場にも出回ります。


単純に出回る市場の大きさからプロジェクトの規模がうかがえますし
プロジェクトをやり切れば大きな達成感も感じることが出来ます。


私はあくまでも英語がメインのお仕事なのでこの程度なのですが
技術者にお話を伺うと

「やはり自分が設計した製品が世の中で
多くの人が使ってくれることを考えると嬉しい」

とおっしゃっていました。

よかったこと②:新しい技術は生活を豊かにすることを実感できる

技術のことが分かるようになると
何がすごいのかとか何が良いのかが多少分かるようになるので
いいものを選ぶようになりました。

その結果、自分の生活が豊かになったと思っています。



新製品開発に携わる過程で

その製品がどんなことを考えて作られたか
その製品にどんな技術が使われているのか

を垣間見ることができます。


新技術を取り入れるのは大変な時間と労力を要しますが
完成した製品の性能や機能はやはり良いものなのだと思います。


私たちが毎日使っている製品は
技術者がたくさんの試行錯誤と挑戦を重ねてできあがった製品です。


そういったことを、職場を通して感じると
例えばお店で売っている新製品を生活に取り入れた時に
自分の生活が良い方に変わることに気づきます。


個人的に良かった新製品はワイヤレスイヤホンです。


ある程度の距離ならスマホを常に持たなくて良いので身軽になりますし
イヤホンの線が絡まって「もうっ!」ってなることもありません。

ちょっとした勉強講座を聞けるので
時間を効率的に使うことができるようになりました。


明らかに快適で効率的な生活をもたらしてくれていますよね。


まとめ

本記事の内容
  1. 文系卒から理系職場への就職は可能
     ▷ 今は正社員以外にも、独学・スクール・大学・派遣社員など、いろいろな選択肢がある
  2. 文系卒で身に着けたスキルを理系の職場で活かすことは可能
        ▷ 英語など重宝されるスキルもある
  3. 文系卒が理系の職場で働いて苦労したこと
     ▷ 数字の嵐
     ▷ 会話についていけない孤独感
     ▷ 技術的なことを理解できない苦しみを共有できる仲間いない
     ▷ 日々の勉強の積み重ね
  4. 文系卒が理系の職場で働いてよかったこと
     ▷ 大きな仕事に関わっていると感じられる (私は稀に)
     ▷ 新しい技術は生活を豊かにすることを実感できる



いかがでしたでしょうか。

文系出身から理系の職(/職場)で働くって
どんな感じか少しでも想像できたでしょうか。


少しでも参考になあれば幸いです。


今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。