在宅ワーク

すぐに自分に合う仕事に出会える確率は小さい

すぐに自分に合う仕事に出会える確率は小さい
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、Tomoko です。

キャリアについてよく聞く話はたくさんありますが、「実際どうなの?」と思う内容も多いと感じます。フリーランスとして活動していく中で、そういったことを改めて考えることとなりました。考えたというよりも、「気づき」に近いこともありますが。

自分なりに考えたメモをここに残しておこうと思います。

【今回のテーマ】

「すぐに自分に合う仕事に出会える確率は小さい」

このテーマで書こうと思ったのには理由があります。20代の方もわりとこのブログを見に来てくれるんです。それに加えて、親戚に就職活動を控えた子や新社会人の子がいるんですが、やはり悩みは出てくるようで。私も不満や悩みはありますが、少し社会人先輩がどう考えているかを共有することで、何か気づきを置いておければと思います。

日本の就職活動の謎

個人的に、日本の就職活動に疑問をもったことがあります。それは、進学を重ねるごとに専門的なジャンルを学んで卒業しても、就職活動では学んできたことがあまり重視されないという点です。

海外では大学で学んだ分野での就職が多い印象でした。もちろん、学んだ分野以外で就職したりする人もいましたが、日本よりは学んだ分野と仕事の結びつきが強いと感じました。

細分化された組織構造による不適合

会社では、部門や課単位であったり、会社によっては属人化といった形で、仕事の細分化がされています。あくまで個人的な感覚ですが、細分化が進むと、自分にドンピシャに合う仕事に就ける確率は下がっていくように感じます。

一概には言えませんが、大企業の方が細分化が進んで仕事のフローもしっかり決まっている印象です。

大企業と中小企業で、細分化の程度であったり仕事の進め方や仕組みが異なるので、自分の気質がその企業に合うかどうかという点からも、適合しにくいんじゃないかと感じます。

産業化やAIの普及によるやりがいの縮小

産業化によって、職人の仕事が減ったと言われるように、最近ではAI普及により人間の仕事が減ってきています。

仕事が残っていても、それは以前とは違う形で残ることも多いと思います。例えば、私はこのブログで翻訳通訳の経験を書いています。翻訳の方が好きなんですが、機械翻訳やAI翻訳の登場・進化により翻訳がつまらない仕事と感じるようになってきました。

これは、AIの進化により「翻訳という仕事」と「自分の好き・得意」と被る面積が減ったからだと思います。個人的な考えですが、翻訳の仕事が単純化したことで間違い探しに近い仕事内容になり、思考する時間が減ってしまったと思うんです。私にとって翻訳の中でも考える時間が楽しかったので、単純な間違い探しはちょっと辛い。

働く側の経験値量

誰もが経験する最初の就職活動では「好き」「得意」を興味の延長でアピールして就職することが多いんじゃないかと思います。わかりやすいスキルで勝負するのは当然ですよね。

いざ仕事が始まってスキルとしては仕事が成り立つ状態であっても、会社の環境や適性にあっていなくて辛くなるほうが多いんじゃないかと思います。前に書いた「組織構造」の話にも少しつながります。

でも、正直それってしょうがないと思うんですよね。「学校」という場所は、大人が教育カリキュラムを組んでそれを生徒に実施するという、閉鎖的環境と思うからです。与えられた環境で過ごすしかないんですよね。だから、環境について考えてみることをしないと思うし、経験値が少ないから見極め精度も低い可能性がある。

会社は価値を提供して稼ぐ場所だから、環境を自分で作ることを考え始めるタイミングもあるけど、環境をつくったり見極めることに慣れていなければうまくいかないのも自然なことだと思います。

働く中でなんか違うと思ったら

最近は退職代行というサービスが出てくるくらい、働く中で「苦しい」「辞めたい」「なんか違う」と感じやすい環境になってきているのかな、と感じます。

でも、そう感じるのは働く側に一方的な原因があるとは限りません。ここまで書いてきたように、環境とかみ合っていないことも大いにありうると思うのです。

だから、少しでも「ん?」と感じたらそれを分析したり言葉にしてみたり見える形にしてみてください。これが自分に合う環境づくりの基盤になっていきます。

おまけ

自己分析の中で、「子供の頃好きだったことを思い出すといい」という内容を聞いたことはありませんか?これは納得できる部分があります。

縄文時代は、例えば女の子は、子供の頃から大人と木の実を拾ったり料理を少しずつ経験して大人になっていったそうです。そして、大人になったら、生きるために食の面で家族や一緒に暮らしていた人を支えていたそうです。シンプルに子供の頃からやっていたことが仕事になる仕組みになっていますよね。

でも、現代は木の実を拾うことで生きていくのは難しいです。しかし、子供の頃までさかのぼって長く取り組んでいることがあればそれはスキルにしやすいという風に考えるのは、なんだか納得できる気がします。

仕事を問題なく回せるくらいのスキルが身についてくると、不満や悩みがゼロになるわけではありませんが、受け止め方が変わったり、目をつむれる部分が増えてくることもあります。