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だから理系科目が出来なかったのかも。逆に英語が出来るようになった理由も納得。 | あなたが伸びる学び型

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こんにちは、Tomoko です。

「ドラゴン桜」というドラマはご存知ですか?

社会のルールは頭のいい奴らに都合の
いいように作られている..


都合の悪いところは分からないようにうまく隠している
…頭の悪い奴から多く取ろうという仕組みにしている



2005年の「ドラゴン桜」で
このセリフが特に印象に残っています。

2021年の「ドラゴン桜2」では
人には相性の良い学び型があるらしい
ということを知りました。

今でこそ英語に関わった仕事をしていますが
中学生の頃の英語の定期テストの点数は30~40点でした。

「英語ができる」とは言えない程の点数です。

「あなたを伸ばす学び型」を通して
英語への触れ方や勉強の仕方が自分に合っていた
ので得意になったという考えにうなずけました。

逆に苦手な理系科目や分野はずっと合わない
勉強の仕方で勉強していた
ことや
周囲の環境によって結果苦手になってしまったかも
という考えにホッした気持ちにもなりました。

ということで
気付いたことを本記事に残したいと思います。

勉強や学ぶことがが嫌い・苦手と感じる方がいたら
気晴らしに読んでいってください。



本記事が触れる内容はこちら。

  • 「保全型」と「拡散型」の違い
  • そもそも日本の教育方法に合っていなかったかも
  • 「拡散性」の高い人の学び型のキーワードは「体験」
  • 得意/苦手は「型」が合っていないだけかも
  • 教える側と側と教わる側の相性はとても大事

「保全型」と「拡散型」の違い

事前知識として「保全型」と「拡散型」に
軽く触れておきます。

保全型拡散型
着実に1つずつこなしていくタイプ。
言い換えると積み上げ型。

積み上げ型は「ちゃんとやりたい」
「失敗したくない」という思いが強い。

計画してから準備して取り掛かる。その経験を
次に生かして成功体験を積み上げるタイプで
何も指針がないとストレスを感じる。
面白いと思えたらすぐに動くタイプ。
言い換えると体験型。

体験型は「面白そう」「やってみたい」と
思えることが重要。

やってみたいことをどんどん試していって
体験から自分の仮設で検証していくタイプで
自由に動けなくなるとストレスを感じる。

引用元:あなたが伸びる学び型

特に行動に移す特長なんか真逆ですね。

ここからは「保全型」「拡散型」に
合う/合わない勉強法について一部触れたいと思います。

そもそも日本の教育方法に合っていなかったかも

日本人の65%は「保全性」が高い
のだそうです。

日本の学校の授業って
教科書を前から後ろに順番に進めていきますよね。

教科書は体系的に整理されたツールの代表で
前述した着実に1つずつこなす
「保全性」の高い人には
相性の良い学び型だそうです。

反対に、順番関係なく面白そうだからやってみる
「拡散性」の高い人にとってはそれが窮屈に感じて
ストレスになるそうです。

そしてディスカッションベースの欧米型の授業の方が
「拡散性」の高い人には合っているそうです。

「拡散性」の高い人の学び型のキーワードは「体験」

「拡散性」の高い人にとって
学びのキーワードは「体験」だそうです。

脈絡のない体験を繰り返しながら一つの概念に昇華させていくのが「拡散性」の高いタイプの学び型。気分のままに様々な分野に触れるのは大前提として、そこで数々の失敗や成功の体験を積むことが重要。それを通して体験に交通する「普遍性」や「法則性」に対して気づくことが出来る。

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日常の例で考えてみると
分野の同じ本を複数読んでいくと
「どの本もこういうこと言っているな」と
共通点が見えてきます。

これは複数の事柄から1つの概念を
見つける作業をしているということですよね。

Youtubeのコメント欄でも
「最近同じことばかり言っている」
というコメントを残す方がいます。

この方は、
「局この動画投稿者の言いたいこと(本質)はこれだ」
と結びつけることを無意識にしているのだと思います。

得意/苦手は「型」が合っていないだけかも

FFS理論では、得意/苦手をこう考えています。

勉強の仕方や本の読み方、物事の進め方が本人の個性にあっていれば「得意」になり、逆にそれらが個性に合わなければ「苦手」になると考える

あなたが伸びる学び型



本の中でいくつか紹介がありましたが
強烈にそうそう~!と同意したのが

計画を守れないが辛いか、
予定があるのが辛いか
」の話です。

「保全性」の高い人は毎日のノルマを決めて
コツコツ積み上げていく
のに対して、

「拡散性」の高い人は興味が湧いたものを
気が向いたときにやりたい
のだそうです。

私は後者で、毎日同じこを同じ場所で
繰り返すというこを続けると飽きてしまいます。

「拡散性」の高い人は変わった手法を思いつく
ともありましたが、

自分のことを振り返ると
自分の部屋で勉強するよりも

カフェで勉強したり、通学・通勤中の電車の中や
歩いている途中に勉強した方が頭に残っています。

「勉強しよう/しなくていいや」もはっきりしているので
オンオフがはっきりしているともいえるかもしれません。

学生時代、特に受験前はコツコツ続けられる人が
うらやましく思っていましたが

どちらの進め方を選んでも最終的な期限までに
ゴールを達成できればOKということですね。

教える側と側と教わる側の相性はとても大事

先生や親も人間なので
「保全性」または「拡散性」の高い人がいます。

例えば、「保全性」の高い先生や親が
「拡散性」の高い子供に教える場合は、

先生や親の学び型を子供に押し付けず
子供に合った学び型で教えるのが重要
と言っています。

なぜなら、教える側と教わる側の学び型が合っていれば
教わる側は「わかり易い」「これならやれる」と感じられ
実際にできるようになれば、その科目が得意になっていく
からです。

合っていなければ、教わる側は「分かりにくい」と感じ、
苦手意識を持つようになってしまいます。

英語は相性の良い先生に出会えたのを
きっかけに英語のテストの点数がグッとあがりました。

英語に比べたら理系科目に関しては
相性の良い先生に出会えなかったなと思います。

大人になれば今どきインターネットで
「この人わかりやすい!」と思える人を自分で探して

通信講座を受けるなり
対面での受講申し込みするなりできますね。

一方、難しいのが子供だと思います。

子供の頃って義務教育があるので
学校の先生が必ずしも子供に合うわけではありませんよね。

塾などに通う手もありますが
塾とも合う合わないがあると思いますし

金銭や親の時間にも制限もあるので
子供を観察してその子の「学び型」に
親が気づくのも大事だなと思いました。

さいごに

  • 「保全型」と「拡散型」の違い
  • そもそも日本の教育方法に合っていなかったかも
  • 「拡散性」の高い人の学び型のキーワードは「体験」
  • 得意/苦手は「型」が合っていないだけかも
  • 教える側と側と教わる側の相性はとても大事


自分に合った「学び型」で学べば
伸びるかもしれないと気づかせてくれた1冊でした。

診断結果、私は「拡散性」が高い方でした。
本を読んでいても「拡散性」の内容に
共感した部分が多かったですが

「保全性」の高い人の学び型を取り入れた方が
効果が出た経験もあったことに気づきました。

「保全性」「拡散性」の診断をうのみにせず
どちらかに偏りすぎず自分に合った学び型を
バランスよく取り入れるのが良さそう
です。

翻訳・通訳者の方って、
翻訳通訳する分野の知識も学んでいますよね。

効率よく学べれば仕事を効率よく進められるので
「自分の学びの型」を知るのって
とてもプラスになると思いました。

私が英語が苦手から得意になったのは
いい先生の英語教室に通わせてくれた親のお陰です。

本当に感謝しています。

私も自分の子供には
能力を伸ばしてあげられる環境を
整えてあげたいなと思っています。

今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

アマゾンの試し読みから
簡易的に「保全型』と「拡散型」の診断ができるので
興味がある方はやってみてくださいね!

試し読みではできませんが
お子さん用の簡易診断も載っています。