こんにちは、Tomokoです。
20代後半まで、洋服が捨てられませんでした。
アパートを引っ越したとき
25Lのゴミ袋10枚分くらい捨てました。
薄い服なら1枚の袋に10着は入ったはずなので
100着弱は捨てたことになります。
今考えるとぞっとします。
ゴミに囲まれて住んでいた
ようなものですね…
そんなことがあった後、
この本に出合ったのがきっかけで
洋服との付き合い方を見直せました。
服との付き合い方で
気づきを与えてくれたのが
こちらの内容です。
- 毎日違う格好をしなければならないと思わされている
- この思い込みが原因で微妙な服を着てしまっている
- 1つ得意なスタイルを見つけられたらそれでOK
- その系統の服を買い替えてトレンドの波に乗る
- 今の時代、「一生もの」はない
毎日違う格好をしなければならないと思わされている
著者の地曳いく子さんは
この思い込みを
“バリエーションの呪い“
と言っています。
服を買うなら、捨てなさい
バリエーションの呪いとは、「女子は、毎日違う格好をしなければならない」という、恐ろしく、根深く、理不尽な思い込みのことです。
洗脳的にバリエーションの呪い
にかかっていたと思います。
高校生の頃読んでいた
ファッション誌には
1週間の着まわし術の
コーナーがあって
同じ洋服を使って月曜はクール、
火曜はガーリーっぽく、水曜は…
みたいな内容だった気がします。
「友達と遊びに行くときは
この前と違う格好をしなきゃ」
という気持ちで服を選んでいました。
この結果、
今になって100着もの服を
手放すことになった訳です。
たまに不思議だったのが
たくさんの服を持っていても
「着る服がないな」と思い
さらに服を買ってしまうサイクルです。
この謎は次に書く内容で納得しました。
この思い込みが原因で微妙な服を着てしまっている
「毎日違う格好をしなければ」という思い込みの最もわるいところは、コーディネートのバリエーションを増やそうとするあまり、微妙な服をワードローブに混ぜてしまうことです。
服を買うなら、捨てなさい
「今年の春はピンクを着よう!」的な
キャッチコピーを目にしたとき
普段着ないのに
「ピンクの服を買おうかな~」なんて
ネットショップを眺めている
自分がいました。
結局買いませんでしたが
「ああ、こんな風に買ってしまうんだな」
と思いました。
「普段着ない服=自分に合っていない服」なので
買ってしまった時には
似合わない服がクローゼットに追加され
その似合わない服を着てしまった日には
1日微妙な自分で
過ごさないといけなくなる
というわけです。
トレンドとは違いますが
お店で「これかわいい!」と
買った服をいざ購入してみると
後にタンスの肥やし
に変わったこともありました。
「かわいいと思う服≠自分に合う服」
とは限らないのはちょっと悲しくもあります。
1つ得意なスタイルを見つけられたらそれでOK
セレブやブロガーが服をたくさん持っているのは、彼女たちがおしゃれを職業にしている「プロ」だからです。
服を買うなら、捨てなさい
ローラがインスタに
毎日コーデを載せていたのを
思い出しました。
同じ服を着まわしているのに
全然違う雰囲気に見えるのがすごいです。
でもこれってやっぱり
着こなすことを職業にしているから
ですよね。
地曳さんはこうも言っていました。
プロのモデルでさえ
似合わない服はあって
ファッションにも役割分担があるから
パンツが得意なら、ずっとパンツでOK。Vネックが得意なら、引き出しの中が全部VネックになってもOK。それがあなたのスタイルです。
服を買うなら、捨てなさい
そっか!
自分の得意な服だけでいいんだ!!
ここでバリエーションの呪いから
解放された感覚になりました。
新しい服を買うとき
既に持っている服と似た服を
選んでしまうのは
自分のスタイルに合っているから
なんですね。
これからは自信を持って
同じ服を買えそうです。
その系統の服を買い替えてトレンドの波に乗る
定番の服でも毎年少しずつ
形や色味などが変わっているそう。
だから自分のスタイルの中で
定番の服を新しく買い替える方が
常に素敵な自分でいられるのだそうです。
定番の服で毎年トレンドに
乗れるっていうことですね。
服の買い替えならば
服の量を一定に保ち管理もしやすいので
このやり方を取り入れたいと思います。
今の時代、「一生もの」はない
今の時代「一生もの」はない
ということに対して
地曳さんはいくつか理由を
挙げていましたが
その中で私が特に納得したのが
「年とともに自分自身が
変化していくから」という理由です。
国をまたいで
引っ越した経験があるのですが
服を次の住まいへ持って行っても
気候に適したその国で買った服を
着るに落ち着きました。
また、今と20代前半で
服の好みも変わりましたし
着心地の心地よさにも
こだわるようになってきました。
フリマアプリで妊婦の方が
仕事をしていた頃の洋服を
販売しているのを見ても納得です。
子育ての間は
動きやすかったり汚れても良かったり
手入れのしやすさだったりと
子育てしやすい服を選びますものね。
さいごに
「服を買うなら、捨てなさい」を読んだ後
気付いたことを意識して
洋服の断捨離を始めました。
夏服はいい感じに減って
着ない服はほぼない状態に
なってきました。
問題は冬服です。
寒いのは苦手なので慎重に
断捨離したいです。
新しい服を試したくなる時もあって
「これ似合わないかも」と思いつつも
買ってしまうこともあります。
服とかアクセサリーを選ぶのって
楽しいんだもの!
すっきりしたワードローブにしたいけど
ワクワクも残したい。
そのバランスをとりながら
洋服の付き合い方を
模索していくことになりそうです。
今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
スタイルについては
こちらの本も読みました。