こんにちは、Tomoko です。
今後しっかり読む予定はないけど
本棚に置いておきたい本があります。
「なぜベストを尽くさないのか」
です。
本の中身はざっくりいうと
上田先生が尽くしたベストの紹介や
先生の考えをまとめものです。
TVドラマ「トリック」を知っている方はご存じと思いますが
上田次郎はドラマの登場人物で実際には存在しません。笑
上田ワールドが繰り広げられた書籍になっており
トリック好きでないと読む価値はないと思います。
(私はトリック好きだけど1/3で読むのをやめました)
参考になることがある(かもしれない)ので
それらを書き残しておくことにします。
学んだこと①:やってみる姿勢
上田先生は自身が常にベストでいるために
様々な試みをしています。
- 睡眠学習
- 寝ながら筋肉を鍛える
- 画期的な通学マシーンの開発
- 無駄のない入浴
少し読んで
どれもやってみようとは思いませんでしたが。
「人がやろうと思わないことをやってみる」
これって頭でわかっていてもなかなかできないですよね。
学んだこと②:文章を書く力・表現力
なぜベスの中で私にとって最も価値があるのは
表紙と見開き1ページのこの言葉です。
「なぜベストを尽くさないのか」
他のページは途中で読むのを止めてしましました。
そこで、思ったことは上田先生の
「文章を書く力と表現力がうらやましい」ということ。
1つ1つの文から
先生の考えや人間性が良く伝わってきますが
それが約200ページ続きます。
200ページ弱の上田ワールドを繰り広げられる
表現の引き出しがあるってすごいと思います。
学んだこと③:みんなに共有したいと思わせるコンテンツの提供
上田先生が自身の本について
「読んだ人が他の人にも読んでほしくて
すぐブックオフに持っていく」
と言っていました。
今の時代はフリマアプリに出品されており
定価以上の価格で取引される場合もります。
2004年に出版されて以来、今も人々が
「他の人にも届けたい!」
「読んでみたい!」
と思う本なのです。
私がブログを運営していて思うのは
価値のあるコンテンツを
読者に届けるのは難しいということです。
読者の方が何を知りたいか推測できなければ
作ったコンテンツは読者の方に届きません。
読者の方が知りたいことが分かっても
コンテンツとなる知識やスキルが私自身になければ
読者の方に届けられません。
すれ違い方は様々です。
だから、ドラマが終了した今もなお
上田先生の本が定価以上で売買されるのがすごい。
学んだこと④:「なぜベストを尽さないのか」自身に問いかけること
上田先生は常にベストであるために
「なぜベストを尽くさないのか」
自身に問うそうです。
私にとって常時ベストでいるのは難しいことです。
ダラダラしたい日もあります。
でも、たまに「ベストは尽くせているか」
と問うことも必要かもしれません。
社会人になると
毎日がルーティンになってしまう時期があるので
たまに「これでいいんだっけ?」
と問うと生活に彩を足せたりします。
ちょっと良い日々にするために
「なぜベストを尽くさないのか」
という問いが何だかちょうどよい。
さいごに
「なぜベストを尽くさないのか」
この言葉を見ると
不思議と力が湧いてきます。
それがこの本を手放せない理由です。
見開きででっかい字で
「なぜベストを尽くさないのか」
と書かれたページには笑わせられます。
本の内容はノーコメントなんですけど
インパクトのあるフレーズとくだらない内容の
バランスも好きだったりします。