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翻訳通訳の仕事がつらくなってきた

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こんにちは、Tomoko です。

翻訳通訳の仕事がつらくなってきたし、前ほど楽しくなくなってきた…

こんな風に思い始めたので、

社内翻訳通訳の立場で
ちょっと立ち止まって考えてみました。

自身の気質から外れてきた

基本的に、私にとっては語学は面白いものですし、
語学に限らず翻訳通訳をする業界や製品などを学ぶのも楽しいです。

ただ、同じ業界に数年間いると
目新しいものに出会うことが少なくなり

そうすると持っている知識で
淡々と翻訳通訳に励む状態になっていきました。

翻訳通訳の範囲に限らず
面白そうと思ったことに挑戦したり
学んでみたりもしましたが

知っていて損はないけれど
翻訳通訳に直接活きることが少ないので

段々とモチベーションは下がっていきました。

メールでのやりとりの最中にコミュニケーションのずれを
間に入ることでずれを修正してことが進んだり

時間がかかったけれど
資料の内容をしっかり理解してもらえた手ごたえだったり

翻訳通訳の仕事を通して「伝わった」という感触が
やっぱり必要なんだなあと感じました。

経験値を積む前に、レベルの高い仕事を求められる

AIの登場や業務の効率化が課題の世の中にとって
特に”翻訳”は効率化の対象になりやすいと感じます。

“翻訳”は私にとって学びという宝の山です。

わからないことや知らないことを知ったり
調べたりすることで土台が固まっていく部分もあります。

ただ、そういった機会がなくなると
土台がないままレベルが高い、しかも通訳の場に
呼ばれることもありました。

声がかかった日から必死に勉強して
間に合わせることもありましたが

「これが続くと疲弊してしまうかもしれない」
とも思いました。

社内での翻訳通訳者の扱い方の変化

“翻訳”の効率化が進んでいくと、翻訳の仕事が減っていきます。
AIや機械翻訳の校正業務が多くなると感じることもありました。

他言語がわからない人にとっては
どうやら「校正=翻訳より簡単」というイメージがあるようで
扱いが雑ではないけど気楽な仕事ととらえられているように感じました。

あと、翻訳通訳以外の業務が増えた感覚はありました。

その仕事の相性があればいいけれど
相性が悪かったら辛い状況に陥ることもあるだろうな、と思います。

自分が学んだ知識(英語+業界や製品)を組み合わせて
言葉を選んで伝えるサポートという作業が
結構好きだったのかもしれません。

誰と働いているかがさらに大切になってきた

これは時代にも、会社にもよると思いますが、
“伝える意志のある人”と仕事するのが大切だと思います。

翻訳通訳者に対しても、翻訳通訳を介した相手にも、伝える意志のある人。

翻訳通訳の業界が変化にあるからこそ
モチベーションは大切だと思っています。

伝える気のない飾った言葉は
発したとしても中をさまよい行き場を失います。

これは、翻訳者にも、発信した本人にも、相手にもよくないです。

おわりに

今回は、翻訳通訳の仕事がつらくなってきた理由を
紐解いて言葉に残してみました。

フリーランスになることも頭をよぎったりもしましたが
フリーランスはフリーランスで大変そうだし、

きっと私が感じることとは違うことで
悩んだり考えたりしているのだろうなと想像し
足踏みしたままです。

同じようなことを考えたことがある
と思った方がいたらうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。