こんにちは、ともこです。
技術系の職場で翻訳通訳および技術アシスタントとして働いています。
[voice icon=”https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2021/03/question_head_boy.png” name=”疑問に思う人” type=”l”]VE と VA って何?違いは?[/voice]
こんな疑問にお答えします。
- コスト削減のための活動を指す
- VE:Value Engineering。開発段階の製品に対してコスト削減する。
- VA:Value Analysis。既存の製品に対してコスト削減する。
VEとVAとは?違いは何?
VEとVAはどちらも生産コスト削減の活動のことをいいます。
VE (Value Engineering)とは
VE は Value Engineering (バリューエンジニアリング)
の略で日本語では 価値工学 といいます。
開発中の製品に対して
生産コストを削減し価値の向上をはかること
をいいます。
違う言葉に言い換えると、
開発段階から「価値、機能、コスト」を分析し
効率よく低コストで生産できる方法を探し、
製品の価値を上げることです。
VA (Value Analysis)とは
VA は Value Analysis (バリューアナリシス)。
の略で日本語では 価値分析 といいます。
既存の製品に対して
生産コスト削減すること
をいいます。
単純にコストを下げると
製品の性能も下がってしまうので
製品の性能は保ちながら
少ないコストで製品の生産を目的とします。
VE, VAを進め方と考え方
生産コスト削減方法
生産コスト削減の方法はいろいろあり、
例えば下記があります。
どの方法を選ぶかでどの部門が何をするかが
決まったりします。
例えば、こんなイメージです。
コスト削減方法はどのように選ぶのか?
では、費用削減方法はどのように選ぶのでしょうか?
それには次の式を用います。
式: VE (VA):機能=価値/ コスト
そして機能とコストをどのように変化させるのかを表したものが下の表です。
お客さんに部品を納品しているのであれば
お客さんの要求仕様を保つことを第一に重視して
コスト削減を進めることになると思います。
まとめ
- コスト削減のための活動を指す
- VE:Value Engineering。開発段階の製品に対してコスト削減する。
- VA:Value Analysis。既存の製品に対してコスト削減する。
今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。