こんにちは、Tomoko です。
小学3年生のとき、学校で育てたミニトマトは、結局実ることがありませんでした。その後も学校で野菜を育てる授業はありましたが、実って喜んだ記憶は、ほとんどありません。たぶん、枯れちゃったんでしょうね。
でも、植物自体は嫌いではありませんでした。
小さいころから植物には触れていたらしく、大人になってから、人よりも道端の葉っぱや花の知識があるらしいことに気づきました。中学校の理科のテストでは、植物の分野だけは98点取るくらい、興味関心は高かったです。
それでも、やっぱり「枯れた」「失敗した」という気持ちのほうが強かった気がします。大人になって、ようやく、植物を育てる喜びや楽しさがわかるようになりました。
どのような面で、生活がちょっと潤ったのかをここに残そうと思います。
家庭菜園は「生活コスト」を下げてくれる
家庭菜園は、お金の節約になります。
育てる野菜や量によっては、お店で野菜を買わなくてもいい状態になります。買わなくていいことは、お金を払う必要がないことに繋がります。
昨年の収穫シーズン中は、ざっくり計算で計4万円の野菜を収穫することができました。野菜の種類は、キュウリ、ナス、ピーマン、ししとう、パプリカ、はつか大根です。
「食べ物をつくる力」は生きる力に直結する
人間は生き物。食べないと生きていけません。
家庭菜園を通して、食べ物をつくるスキルって生きる力に直結すると改めて思いました。
正直、毎月お給料をもらってお店で買う方がラクです。でも、物価高に加えて、日本の食料自給率が38%。農業従事者の高齢化や、農業での稼ぎづらさ。
地方に住んでいるからこそ目の当たりにする、畑じまい。
毎年、「ここはアパートになったんだ」「畑やってないな」「果樹園の木がなくなっている」と思う時期があります。
思わぬところで、人とのつながりが生まれる
世間的には若い世代ということもあるのか、珍しがられます。
結果として話のネタになってくれる気がしています。
近い世代の方とも話せるネタなのはもちろん、世代を超えた話のネタになっていると感じます。
おすそ分けがその代表です。
他に、作業していると、近所の年配の方が遠くからこっちを見ていたことがありました。「見られてるな~笑」と思いながら、その日は作業して終わりました。
あとで、義両親がその方と「息子の嫁がやりたいんだって」「偉いね~」という会話をしたらしいです。私の知らない場所でも話のネタになっていました。
家庭菜園で見えた、世代間の価値観のズレ
「息子の嫁がやりたいんだって」「偉いね~」
という会話に違和感を持ちました。
偉い?
節約がいちばんの理由ではじめたので、偉いという感覚がわかりませんでした。
私にとって、家庭菜園は一種の副業みたいなものです。浮いた食費を投資やら、別の必要なものや欲しいものに充てるつもりでした。
なので、そういう見られ方するんだなあ、という気づきにもなりました。
色んな気持ちを経験できる
内面的な話です。
「芽が出てうれしい」
「今年はこんなに実った」
「今年は気候が心配」
「大変なこともあるよね」
「食べ物を作っているひと、ありがとう」
土づくりから収穫、食べるまでの工程をすべて経験出来るので、色んなことを経験できました。
だから、野菜をおすそ分けしてもらった時のうれしさやありがたさも、より大きくなりました。あとは、世代が離れていても「野菜を育てる」ことを共通の話題にちょっとした交流も楽しめるようになりました。
今って、組織に雇ってもらって働くスタイルが普及していますよね。家族内でも業界や業種が異なったりすると、相性によっては家庭内でも話が合わないこともあるんじゃないかと思います。
家庭菜園のつらいところ
いいことが多いのですが、辛く感じたこともありました。
特に、収穫~料理までの工程が大変でした。
収穫シーズンは本当にたくさん実って、収穫が大変です。「こんなにとったのに、まだある。」「とらないと味が落ちたり、ダメにしちゃうから…」という気持ちで一生懸命でした。虫もいるし、暑いし、同じ姿勢を保たないといけないし。環境と自分との闘いみたいな感じでした。
収穫後は洗って、保管まで。とれる量が多ければ、この作業も多くなります。
そして、料理。正直、料理する工程になった頃には、疲れを感じていました。食べないと腐らせてしまう..でも料理スキルのキャパが追いつかないし…。この時も自分と戦っていた気がします。
なので、改めて食べ物を作っている人たちに感謝が生まれました。
スーパーできれいな野菜が並んでいるのを、選ぶだけ。
漬物など、加工された食品を選ぶだけ。
これらが、どれだけありがたいことなのか、ひしひしと感じるようになりました。
家庭菜園から得られるもの
この記事で書いた、家庭菜園から得られるものって、「資産」と呼ばれるものに入るんじゃないかと思っています。
- お金:野菜を育てた分、お店で買わなくていい
- 人脈:ゆるいつながり
- スキル:食べ物を育てて作る
- 経験:食べ物を育てて作る過程で経験した気持ちや感情
目に見えにくいものばかりなので、やってみないとわからないことが多かったです。でも、そこに資産性が隠れているんだと思いました。
第一次産業が大事と言われる理由も、こういう資産性の側面もあるからなんじゃないかと思うようになりました。
少しずつ作れる野菜の幅を広げてる
植物自体は好きなこともあり、毎年少しずつ育てる野菜の種類を増やしています。
たくさん育てられるようになった方が楽しいので。
水耕栽培にも挑戦していますが、意外と難しい。
土とお日様と水の恵みって改めてすごいなあ、と思いながら今年も種まきしました。
ちなみに、虫はめちゃくちゃ苦手です。
「うわ、虫いる!」と、ビビりながら収穫しています。



