技術英語と機械設計

角Rとは? | 金型入門知識

角Rとは?
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こんにちは、Tomoko です。

角Rって何?


こんな疑問にお答えします。

Point

角R:製品の角の丸み。製品の耐久性・製品の安全性・金型の加工性が良くなる。


角Rとは

角Rとは、製品の角の丸みのこと
英語で radius といいます。

主に以下3つに影響します。

  • 製品の耐久性
  • 製品の安全性
  • 金型の加工性

順番に解説します。

製品の耐久性

製品の角が尖っていると
ぶつけたときに欠けやすくなります。

Rがついていれば欠けにくくなります。

製品の安全性

製品が尖っていると
肌が触れた時痛いですよね。

最悪、怪我をすることもあるかもしれません。

例えば、お風呂の椅子はどうでしょうか?
お尻が触れる可能性のある部分は
丸みを帯びています。

金型の加工性

角Rがあると加工の工数が少なくて済むので
余計な費用をかけずにすみます。

直角をに金型を加工する場合は
ドリルやエンドミルで加工した後
放電加工やワイヤーカット加工が必要です。

工数が多ければコストもかかるのは
想像できると思います。

角Rとは(1)

また、角Rがあると
金型から外しやすくなります。

まとめ

Point

角R:製品の角の丸み。製品の耐久性・製品の安全性・金型の加工性が良くなる。


今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。