こんにちは、Tomoko です。
manufacturing と productionの違いって何?
こんな疑問にお答えします。
- manufacturing (製造):組み立てや加工などものを作る現場での仕事を指す
- production (生産):実際にものを作る仕事以外の、原材料の管理や人員配置などリソースを管理する幅広い仕事を指す
- どちらも同じ意味で使用されることもある
manufacturing (製造) とは?
ラインの作業や組立・加工など
まさに「つくる」現場の仕事を意味しています。
manufacturing の語源をみると
manufacturaは「手で作ること」を意味しており
manualと同じ語源でもあります。
現在は多くの製造工程が機械化・自動化されていますが
産業革命前は人の手でライン作業が行われていた背景を
改めて認識すると分かりやすいと思います。
production (生産) とは?
生産は製造を含む何かを生み出すもっと大きな一連の活動
の意味があります。
「ものをつくる」と聞くと組立・加工などの現場の仕事をイメージしますが
組立・加工の前後にもたくさんの仕事があります。
例えば、受注、原価管理、発注、管理、納品 などです。
prodution 語源の観点もみてみると
production は「生み出すこと」からきています。
上記であげた仕事の例は製品を「生み出す」のに必要な仕事で
発注~製造~納品は一連につながっていると理解できます。
manufacturitng と production の仕事内容の違い
実際の manufacturing (製造) か production (生産) かで
仕事の違いも区別することが出来ます。
製造管理は、ラインや現場での組み立て・加工のなど
製造現場の進捗管理や工程管理といった業仕事を指しています。
対して、生産管理は原材料の管理や受注・発注業務、
人員配置など、生産に関わる業務のマネジメントを行う仕事を指します。
同じ意味で使用される場合もある
上記のような違いがあるにはあるのですが
ケースバイケースな場合もあります。
組織が大きくなればなるほど間接部門や関わる人の幅も広がり
部署の機能を区別する必要になって
製造という言葉が生産の中に入る形になった
とも考えられますし
余り区別せずに「生産」と「製造」
の言葉を使っている会社もあるようです。
小規模な会社だと生産管理と製造管理を同じ人や
部署が担っている場合もあるのが理由なようです。
まとめ
- manufacturing (製造):組み立てや加工などものを作る現場での仕事を指す
- production (生産):実際にものを作る仕事以外の、原材料の管理や人員配置などリソースを管理する幅広い仕事を指す
- どちらも同じ意味で使用されることもある
今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。