技術英語と機械設計

ramp up/down とは?

ramp up downとは
記事内に商品プロモーションを含む場合があります


こんにちは、ともこです。
機械設計の職場で翻訳通訳および技術アシスタントとして働いています。

[voice icon=”https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2021/03/question_head_boy.png” name=”疑問に思う人” type=”l”]ramp up/down ってなに?[/voice]


こんな疑問にお答えします。



POINT
  • ramp up:徐々に始まるイメージ
  • ramp down:徐々に終わるイメージ



ramp up/down とは

ramp up 徐々に始まる
ramp down徐々に終わる

ことを意味します。

ramp up/down control という言葉もあり
日本語では台形制御といいます。

イメージは下の図です。

ramp up/down とは?(1)
ramp up/down とは?(1)


ramp up/down が使われる場面

ramp up/downは

量産信頼性試験の温度変化について
書かれた文書で目にすることがあります。


量産ですと、製品の品質が安定するまでは
少しずつ生産量を増やしていき
品質が安定したら一定の生産数を維持する


というようなことをイメージを持ちながら
文書を読み進めることができます。



信頼性試験ですと、特に温度サイクル試験で
徐々に温度を上げていくもしくは下げていく時間と
上げた/下げた温度を一定の時間維持する


というようなイメージを持ちながら
文書を読み進めることができます。

まとめ

POINT
  • ramp up:徐々に始まるイメージ
  • ramp down:徐々に終わるイメージ


このイメージがあるだけで文書が読みやすくなります。

知らなかったという方は
頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。


今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。