こんにちは、Tomokoです。
variant (バリアント) って何?
こんな疑問にお答えします。
- variant (バリアント):オリジナルのモノから異なること、または、複数のモノがそれぞれ異なること
variant (バリアント) の意味
時と場合によって意味が若干違うので
考えられる5つの意味を解説します。
意味①:異なること、違い
数字的なバラツキというよりは
何か基準や例図があっても
実際はそれらの通りにはならない
というような意味です。
「異なる」「違う」というような
言葉がしっくりきます。
例えば、こんな感じです。
The shape can be variant from the reference.
「実際の形状は参考図と違ってもいいよ」
と言っている場合です。
意味②:種類、バリエーション
製品全般について話をしているとき
製品の種類やバリエーションのこと
を意味している場合があります。
例えば、こんなイメージです。
車を買いたくて自動車ディーラーに来ました。
あなたの目の前には白い車があります。
これがオリジナルバージョンです。
あなたはその車の赤か青を買いたいと考えています。
店員さんが「他の色もありますよ」と話しかけてきました。
意味③:バージョン/版
製品全般について
同じ製品の進化版に対して
○○版とか○○バージョン
と意味していることがあります。
例えば、こんなイメージです。
New variant of SUBARU Forester will be on sale soon.
訳:
スバルフォレスターの新型車が間もなく発売されます。
意味④:様々な
感覚としては
②の「種類、バリエーション」に似ています。
日本語に訳すときは
「様々な」とあてるとニュアンスが
合うことがあります。
意味➄:バリアント
上記で紹介した4つの意味がうまく当てはまらない、
もしくは上記で解説した意味が複数被っていそうなときは
「バリアント」で訳してしまいます。
まとめ
- variant (バリアント):オリジナルのモノから異なること、または、複数のモノがそれぞれ異なること
variant (バリアント) の難しいところは、
自分が働いている業界や扱っている製品に関して
ある程度の知識がついていないと意味が推測できない
場合があるところです。
「意味➄:バリアント」で解説した通りに
「バリアント」と訳した場合
翻訳後の文書を読んだ方は真の意味を理解でき可能性が高いです。
この場合は依頼者に説明したり
文書に補足として考えられる訳をメモして残しておきます。
英語を第二言語として使用している会社もたくさんあるので
どこかで母国語と英語のニュアンスを混ぜてつかったり
母国語から英語に翻訳する過程で意訳したりしているので
このようなことが起こるのだと思います。
このような背景を頭に入れておくと
訳に悩んだ時にいろんな角度から
可能性のある訳を考えられます。
今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。