ものづくりに関する知識

プッチンプリンと樹脂成型について考えてみる

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こんにちは、Tomoko です。

桜型のプッチンプリンはご存じですか?

春を感じられてほっこりしますし
なによりかわいいです。

画像引用元:春の到来!思わずお皿に”プッチン”したくなる 桜の形の「プッチンプリン」 ~2022年3月7日(月)数量限定で全国発売~ | 【公式】江崎グリコ(Glico)

テレビニュースで見た際、
「容器が輸送中に割れる恐れがある」
と開発で苦労したことをお話していました。

 「花びらの先端が少し尖っているため、輸送時に容器が割れてしまうおそれがあります。割れにくい材質に変更すると底のツマミが折れにくくなり、お皿にうまく『プッチン』できなくなってしまうというジレンマがありました」

引用元:プッチンプリンが桜になってる? 約5年かけて開発、担当者に聞いた (withnews.jp)

どんな風に懸念点を解決したのか興味が湧いたので
自分なりに考察してみようと思います。

※技術者ではないので素人考察になります

外観を観察してみる

成型方法

成型方法は、両方とも容器の底に
ゲート跡らしきものがあるので射出成型と思いました。

補強リブ

桜型の容器には2か所補強のためか
リブのようなものがあります。

そして、②の外側を触ってみると
他の中央部よりも厚みがあるようでした。

厚さ

花びらの先の方が厚みがあると書きましたが
全体的に桜型の方が厚みがあるようです。

つまみの形状

普通の容器はつまみの先端に向かって
平たくなるように細くなっています。

一方、桜型は先に向かって
細くなっているのは同じですが円柱に近い形状です。

桜型は容器の厚みがあるため
普通の容器のつまみと同じ形状にできなかったのかな
と思いました。

モジュラーデザイン

目測ですが写真の矢印部の寸法はほぼ同じようでした。

容器の口の直径も大体同じ寸法のようです。

材料

外観からはプラスチックであることはわかります。

プラスチックの細かい材料まではわかりませんが
桜型は期間限定で生産量も少なくなるので

通常の容器と同じ材料を使っているんじゃないかな
と思っています。

さいごに

容器を観察してみて、主な容器の割れ対策は
「肉厚を厚くする」と「補強を入れる」
なのかな、と思いました。

桜型プッチンプリンのニュースが気になりすぎて

大きいサイズのプリンを食べましたが
すごくおなか一杯になってしまいました。

子供の頃はぺろりと食べれたはずなのになぁ。

個人的に大人は小さいの3つ入りがおすすめ!

最後までお読みいただきありがとうございます。