こんにちは、Tomoko です。
桜型のプッチンプリンはご存じですか?
春を感じられてほっこりしますし
なによりかわいいです。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-10.jpg)
画像引用元:春の到来!思わずお皿に”プッチン”したくなる 桜の形の「プッチンプリン」 ~2022年3月7日(月)数量限定で全国発売~ | 【公式】江崎グリコ(Glico)
テレビニュースで見た際、
「容器が輸送中に割れる恐れがある」
と開発で苦労したことをお話していました。
「花びらの先端が少し尖っているため、輸送時に容器が割れてしまうおそれがあります。割れにくい材質に変更すると底のツマミが折れにくくなり、お皿にうまく『プッチン』できなくなってしまうというジレンマがありました」
引用元:プッチンプリンが桜になってる? 約5年かけて開発、担当者に聞いた (withnews.jp)
どんな風に懸念点を解決したのか興味が湧いたので
自分なりに考察してみようと思います。
※技術者ではないので素人考察になります
外観を観察してみる
成型方法
成型方法は、両方とも容器の底に
ゲート跡らしきものがあるので射出成型と思いました。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-1.jpg)
補強リブ
桜型の容器には2か所補強のためか
リブのようなものがあります。
そして、②の外側を触ってみると
他の中央部よりも厚みがあるようでした。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-2.jpg)
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-3.jpg)
厚さ
花びらの先の方が厚みがあると書きましたが
全体的に桜型の方が厚みがあるようです。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-4.jpg)
つまみの形状
普通の容器はつまみの先端に向かって
平たくなるように細くなっています。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-5.jpg)
一方、桜型は先に向かって
細くなっているのは同じですが円柱に近い形状です。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-6.jpg)
桜型は容器の厚みがあるため
普通の容器のつまみと同じ形状にできなかったのかな
と思いました。
モジュラーデザイン
目測ですが写真の矢印部の寸法はほぼ同じようでした。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-7.jpg)
容器の口の直径も大体同じ寸法のようです。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-8.jpg)
材料
外観からはプラスチックであることはわかります。
プラスチックの細かい材料まではわかりませんが
桜型は期間限定で生産量も少なくなるので
通常の容器と同じ材料を使っているんじゃないかな
と思っています。
![](https://tomokosjournal.com/wp-content/uploads/2024/09/puddinginjectionmolding-9.jpg)
さいごに
容器を観察してみて、主な容器の割れ対策は
「肉厚を厚くする」と「補強を入れる」
なのかな、と思いました。
桜型プッチンプリンのニュースが気になりすぎて
大きいサイズのプリンを食べましたが
すごくおなか一杯になってしまいました。
子供の頃はぺろりと食べれたはずなのになぁ。
個人的に大人は小さいの3つ入りがおすすめ!
最後までお読みいただきありがとうございます。