こんにちは、ともこです。
機械設計の職場で翻訳通訳および技術アシスタントとして働いています。
「設計者の話、わからん」
これは
設計の職場に来て1~2年目の私です。
これを脱するのためのカギは金型でした。
金型を知ったら設計者の話が少し
分かるようになったのです。
何が分かるようになったかというと
- 金型構造からくる制約
- 技術とコストの制約
の話です。
これら2つがぼんやりでもわかるようになると
仕事の理解がしやすくなります。
金型構造からくる制約
単純に、簡単そうな形状でも
金型構造的にできないことがあったりします。
技術とコストの制約
技術とコストは密接に関連する場合もあります。
複雑な形であったり、
一見簡単そうな形状でも工数がかかる形状だったり
するとコストは上がります。
プロジェクトには予算があるので
予算面から使用できない技術や工程がでてくる、
つまり、技術面は可能な形状でも
コスト面によって実現不可能な場合もでてきます。
【番外編】翻訳にもプラス効果が
翻訳を行う者として
翻訳の精度も少し上がったと思っています。
分からないことはまず調べる姿勢で
仕事をしていますが
目的の近しい情報が出てきても
それが正しかどうかの判断には
いつも自信がありませんでした。
金型のこと勉強した後は、
自分の中で軸ができて
これは正しい/正しくないの判断に
自信が持てるようになりました。
ちなみに、私はこの本で学びました。

対話式で書かれており
文系出身の私でも
内容がスッと頭に入ってきます。
今でも使用していて
「あれってなんだっけ?」
「新しく理解を深めたいことがある」
なんてときに見返します。
文系出身でもわかる内容なので
設計者の方にとっては物足りない内容かもしれません。
何も分からないからとっかかりにしたい
という方には良いかもしれません。
段々ヨレヨレになってきました…

本ブログでも入門知識を
5記事でまとめています。
この5つを知るだけでも
金型を知る前の自分と知った後の自分の
違いに気づけると思います。
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まとめ
簡単ですが金型を知ったら
- 金型構造からくる制約
- 技術とコストの制約
で仕事の話が少しわかるようになった!
ついでに
翻訳精度にも自信が持てるようになった!
というお話でした。
金型を学ぶこと、おススメです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はこれでおしまいです。