技術英語と機械設計

keying (キーイング) とは?コネクタの設計

keying (キーイング) とは?
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こんにちは、Tomoko です。

keying (キーイング) って何?


こんな疑問にお答えします。

Point

keying (キーイング): コネクタの誤挿入を防ぐためのもの

keying (キーイング)とは

keying (キーイング)とは
コネクタの誤挿入を防ぐためのものです。


キーイングが必要な理由は、似たコネクタを挿入すると
電源がショートして機器の故障に繋がる場合があるからです。

家に入ための鍵 (key) も
そのドアに合う鍵でないとドアが開きませんよね。

合わないと鍵が刺さらないこともあります。

コネクタにもキーイングを設けることで
似通ったコネクタでもその機器専用のコネクタ以外は
刺さらないようにしています。


例えば、製品Aと製品Bがあるとします。

製品Aと製品Bのコネクタは形状が良く似ています。
製品A用のオスコネクタを製品B用のメスコネクタに
誤ってさしてしまった場合、製品が壊れてしまうかもしれません。

そこで図のように形状を少し変えることで
誤挿入を防止します。

すると刺さらなくなるのはご想像いただけるでしょうか?

他の誤挿入防止の対策として、
オスコネクタの端子を太くして
メスコネクタに入らないようにする方法もあります。

まとめ

Point

keying (キーイング): コネクタの誤挿入を防ぐためのもの



今回はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。